The Secret Garden読了しました。
以前、秘密の花園が本屋さんに並んでいて、気になっていました。感動的なお話とChatGPTから聞き、チャレンジしてみることにしました。
読み始めてから気づいたのは、8万語と、これまで読んだ中では一番ボリュームが多い。
読み切れるか不安だったんですが、話の流れをつかめてくると、後半は楽しみながらどんどん読み進めることができました。

第1章で主人公メアリーは裕福だけれど、両親からの愛は注がれていない様子が描かれます。
私は最初はメモを取りながら読んでいました。
・メアリー:あんまり可愛くない感じ?わがまま。
・母親:美人だけど・メアリーに興味ない
両親がコレラで亡くなり、おじのもとに預けられる。
そのお家はとても大きいお家でした。そして、叔父の妻が愛した美しいお庭があり、その妻が亡くなってもう10年閉ざされていると知る。メアリーは、秘密のお庭に興味を持ち再生させようと計画するのだが。。。というお話。
ストーリーを通して、メアリー自身が成長して、人柄が変化していく様子がとても良かった。そして彼女が関わったことでその家にも変化が訪れる。
お庭の植物や自然の美しさが表現から伝わってきて、情景を思い浮かべやすかった。
難しかったのが、会話にヨークシャー訛りが入ってるところ。youがthouってなってたり。結構、あやふやな理解のまま読み飛ばしちゃったりしました。
このままだと、重要なところを見落として読んでいっちゃうかも?と気になり、audibleで聴きながら読んだらどうだろう?と思いつきました。
音があれば、正しい発音で聞けるし、多少自分の集中力が切れても続けて読むことができます。
実際やってみて、これは結構良かったです!
単語がわからなくても、声の抑揚から登場人物の気持ちを想像できたり、歌の部分は、こんな歌なんだ〜と楽しめました。長かったり、少し難しめの本は音も併用するのもいいですね。
後半くらい過ぎたあたりで、読むのが楽になった感じがしました。
多読はまず10万語を超えると英語を読む基礎体力が養われるらしいんですが、それをまさに実感しました。最初はゆっくり精読している感じで、わからない単語や文を置いておくことができなかったんです。わからないまま進んでしまうと、しょうが進むにつれて、話についていけなくて、つまらなくなっちゃうし。それでめちゃくちゃ時間がかかる。それが途中から、話の流れを抑えながら、読むスピードが速くなりました。英語を理解するというより、登場人物の気持ちや情景を楽しみながら、話の続きを知りたくて読んでいるという感覚になりました。
そういう意味でも、私にとっては思い出深い読書体験でした。