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ピアノレッスンをやめてから、私はようやく学び始めた

この秋、習っていたピアノをやめた。

目次

ピアノレッスンをやめた理由

理由は、自分が知りたいことと、レッスンで学べることのギャップが大きくなってきたから。

最初は童謡などシンプルなメロディーにコードをつける課題を続けていて、練習にはなった。
でも、次のステップが分からなかった。

自主的に、耳コピした曲を見てもらった時も、聞き取れない音やコードを教えてもらうことはあっても、アレンジの作り方が深まらなかった。
左手がただの和音で止まってしまう。
原曲の雰囲気は好きなのに、再現する方法がわからない。

先生は、自分が作った曲やアレンジした曲を見せてくれたりしたけれど、「完成形ではなくて、そのスキルが身につくまでのアプローチを知りたいのに…」と思いながら練習していた自分に気づいた。

コードをつけた後、それをどうアレンジの形にしていくのか?自分は何を学べば前に進めるのか?
先生に相談しても、明確な答えは見つからなかった。
辞めてみたあと、むしろ路頭に迷った気持ちになったのも事実。

同時に、「レッスンに通えば必要なスキルは教えてもらえるはず」と期待して、どこか先生に甘えていた自分にも気づいた。

独学に向き合うために「できること/できないこと」を整理した

ここからは、独学で試行錯誤して進むしかない。
まずは、自分が「できること」と「できないこと」を整理してみた。

できること
  • メロディーを聞き取ることはできる
  • 楽譜の読み書きはできる
  • ちょっとコードは分かる
  • スローでシンプルな曲であれば耳コピできる
できないこと
  • コードを見ても瞬時に音が浮かばない
  • スケールがわからない
  • テンションがわからない
  • 耳コピが難しい
  • DAWの使い方がわからない
  • メロディ+左手コードからアレンジに発展させられない

世の中にある色んな曲を聴いて、真似して、自分の引き出しに入れていくのが王道だと言われる。
でも、それがなかなか難しい。

作曲やアレンジスキルを伸ばすなら「耳コピ」と言われるけれど、
– ベースやコードが聞き取れない
– ドラムをどう打ち込んだらいいかわからない
– 原曲の音色をどう再現するか分からない
難しすぎて、時間がかかりすぎて、取り組んでは辞めてを繰り返した。

“できない”挫折感を救ってくれた言葉

そんな時、「目の前のわかることだけをしていく」というフレーズを読んだ。

そう、知るだけでいいのです。

そして実際にしていくことはあなたの今目の前にあることです。 「今」のあなたにできる、でも、していないことをします。

あなたがこれからしていくことは、「今」のあなたにできることだけです。
「今」のあなたにできないことは、真似をしてはいけません。
あなたにできることが、あなたのすべきことなのです

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今、自分にできないことを無理やり背伸びしてやるよりも、「できること」を積み重ねる方がずっと安心だ。

気づいたこと:これは英語と同じかも

そして、できないことを並べてみたとき、「これ、英語の習得とまったく同じじゃないか?」と思った。

耳コピは英語のリスニング(ディクテーション)だし、
コード・スケール・テンションは英単語の暗記と同じ。

新しい単語を覚えるのは毎日やっている。
だから、コードも同じように、ピアノで弾きながらコードの構成や響きを覚えたらいいのではないか。

一旦、難しそうな耳コピは置いて、覚えられそうなコードやスケールを覚えることから始めよう。

そう気づいてから、Ankiでカードを作って覚えることにした。
半年レッスンで悩んでいたコードも、2ヶ月でスッと頭に入った。

「コードを覚える=大変そう」というのは思い込みだった。
そして何より、毎日少しずつ“分かることが増える”のが、私のモチベーションをどんどん上げてくれた。

学び方は “自分でデザインできる”

学び方は人それぞれ。
大事なのは、自分で学び方をデザインすることだと気づいた。

私のやり方はシンプル。

  1. やりたいことができるようになる方法を探る
  2. その方法の中で、今の自分にできることを試してみる
  3. できることが広がったら、できたこと・できないことを整理する

この繰り返し。
それだけで、前に進むための道が自然と見えてくる。

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