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文化人の愉しみを知るお庭散策

アマン京都を訪れた。お部屋のインテリアや食事も素晴らしく、しばらく過ごしていると、慌ただしい気持ちから離れてぼーっとする時間が増えた。
お庭が名物ということで、説明を聞きながら散策をさせてもらう。
西陣織で財を成した方々が3代かけて育ててきたお庭らしい。

趣味で山を買い、何世代もかけてお庭を作るって発想が私にはないので、驚き。

苔に落ちた椿が映える。

岩が着物を広げた形のように置かれていて、風景を着物の柄に見立てる。
まっすぐ伸びる杉の木を枠組みとして、空や葉を帯の柄に見立てる。

それまではただの木々にしか見えなかったのに、余計に美しく見えてくる。


季節ごとに自然が帯の柄を変えていく。

そんなところまで考えて作ったのかと感動。
しかも自分の代では終わらず、次の時代にも続くものを作るなんて。

空を映し出す池。

井戸に落ちる水滴も心静まるような音だった。

特に気に入った風景。

上り道は階段

少し登って振り返るとまっすぐな道に見える。

「人生のようでしょう?」とガイドさんが話してくれた。

ただきれいなお庭ではなく、思想が反映されてることが素晴らしい。歩く人が、想像したり、心を休めたり、庭での体験を大切にしている感じ。

侘び寂びをリアルに体験する時間だった。

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