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AIがあっても、自分でやりたいこと

ARIAはトップ3に入るくらい好きな漫画。
遠い未来、火星はテラフォーミングされて、人が住める水の惑星アクアになっていた。
アクアでは、イタリアのヴェネツィアを模した観光都市ネオ・ヴェネツィアがあり、ゴンドラを漕ぐウンディーネたちが、観光案内人をしている。
地球出身の水無灯里はウンディーネに憧れて、ネオ・ヴェネツィアの小さなゴンドラ観光会社に入り、一人前のウンディーネになるため暮らし始める。
出てくる人がみんな優しくて、ファンタジー味もあって、ゆったり時間が流れる感じが好き💕

その中のエピソードに「じゃがバター」の話が出てくる。
ARIAの舞台である、未来の世界では、地球は技術が発展して、自動化されて、便利な暮らしになっている。
一方、アクアは、掃除も洗濯も料理も、全部を自分の手でおこなう暮らし。

街は入り組んだ水路があり、目的地にいくにも遠回り。

雨期になれば街は水浸しになるので休業し、冬になれば暖炉に火をつけてニットを編む。

じゃがバターのお話は
地球から観光にきて、道に迷っているおじいちゃんとの出会いからはじまる。

おじいちゃんの娘夫婦を一緒に探しながら、灯里はネオヴェネツィアの観光案内をしていく。
おじいちゃんは、不便だったり、時代遅れの火星の暮らしに懐疑的。

「マンホーム(地球)だと、道に迷いようがないですもんね」と灯里は共感し、
おじいちゃんに、露店のじゃがバターを手渡す。

なぜ便利なマンホーム(地球)から、不自由なアクア(火星)へ移り住んだのか。

問われて、灯里は「こんな美味しいじゃがバター、マンホーム(地球)じゃ食べられないですもん」と微笑む。

「不便だからこそ、全部自分の手でやれるのが嬉しい」と

手間ひまを愛していることが伝わってくるエピソード。

私の仕事はパソコンと切っても切り離せない。

AIも私の生活に馴染み、
仕事のメールの返信や資料のまとめを手伝ってくれる。
画像だってテンプレートがあって、少し写真や文字を変えれば素敵なものが作れる。

ものごとが楽になっていくので、私はその利便性に甘えまくり、怠惰が加速しているようにも感じる。

正直なところ、私じゃなければできないことはどんどん減っている。

だからこそ、「面倒でもやりたい」ことを大切にしたいと思う。

絵を描くとか。
ピアノを弾くとか。
刺繍をするとか。

食べたいものを作るとか。

稚拙だけれども。
なんかの役に立つわけでもないんだけども。

面倒くさいんだけど、
完璧にはできないんだけど、

それでも自分の手を動かしてるこの時間が好きだなと思える。

手間ひまかかることを愛せる。

そういうことを増やしていきたい。

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